
WordPressでブログを作り始めると、ほぼ必ず気になるのが「PV(ページビュー)」だ。
特に記事数が少ない時期は、PVが0だったり、突然1〜2増えたり、たまに10や20になることもある。
ここで多くの人が一度は思う。
「これ、自分で見た分じゃないの?」
「スマホとPCで開いたから?」
「別の場所からアクセスしたせい?」
結論から言うと、あとから完全に特定することはほぼ不可能だ。
ただし、仕組みを理解すれば「推測」はできるし、今後は確実に判別できるようにもできる。
テーマ表示のPVは「誰が見たか」を記録していない
CocoonやLightningなど、多くのWordPressテーマにはPV表示機能がある。
しかしこのPVは、ほとんどの場合こうだ。
- 単純なページ表示回数
- IPアドレスを保存しない
- ブラウザ情報(User-Agent)も保存しない
- 個別の閲覧者を後追いできない
つまり、
「昨日のPV10のうち、何回が自分?」
この問いに、テーマ標準機能だけで答えは出ない。
ログを残していなければ、あとから足跡を追うことはできない。
これは仕様であり、バグではない。
PVが急に10〜20になる正体
練習用サイトや立ち上げ直後のブログで、
SNSにも流していないのにPVが突然増えることがある。
この正体は、だいたい以下だ。
- 検索エンジンのクローラー(Google / Bingなど)
- 海外のBot
- WordPressのREST APIチェック
- プラグインやテーマの更新確認アクセス
特に記事数が少ない段階での10〜20PVは、
ほぼ人間ではないと考えていい。
「誰かに読まれたかも?」と期待する気持ちは自然だが、
ここは冷静になったほうが精神衛生上よい。
「自分のアクセスかどうか」を推測する方法
完全な特定は無理でも、推測はできる。
アクセス時間と自分の行動を照合する
- PVが増えた時間帯
- その時間に自分が
- 記事編集をしていた
- スマホで確認した
- 別拠点の回線で開いた
これが一致していれば、自分の可能性は高い。
逆に、
- 深夜や早朝
- その時間は確実に触っていない
この場合は、自分以外(またはBot)の可能性が高くなる。
探偵ごっこだが、意外と当たる。
後からは無理。でも「今後」は確実に判別できる
ここが一番重要なポイント。
Google Analytics 4(GA4)で自分を除外する
GA4には「内部トラフィック」という仕組みがある。
- 自宅のIP
- 作業場所のIP
- スマホ回線
これらを内部トラフィックとして登録し、
レポートから除外すると、
表示されるPV = 自分以外のアクセス
という状態が作れる。
これはほぼ唯一の確実な方法だ。
Search Consoleと突き合わせる
Search Consoleは「検索経由で来た人間のアクセス」だけを扱う。
- Search Consoleに表示あり
- 同じ日にPVも増えている
この場合、人間が来ている可能性が高い。
逆にSearch Consoleに何もないPV増は、Bot率が高い。
サーバーログを見る(上級者向け)
Apacheの access.log を見れば、
- IPアドレス
- ブラウザ情報
- アクセス時刻
が分かる。
自分のWindows+Chrome、Androidスマホ、
海外の謎UAはだいたい判別できる。
ただし、レンタルサーバーでは設定が必要で、
最初から仕込んでいないと過去分は見られない。
数字が静かな時期にやるべきこと
PVがほぼ0の時期に、数字を気にしすぎると消耗する。
この段階で大事なのは、
- 記事を書く練習
- 見出し構造
- 内部リンク
- 表現の分かりやすさ
アクセス解析は「評価装置」ではなく、
考え方を鍛える計測器だ。
数字が静かな今こそ、
いちばん自由に試行錯誤できる時間でもある。
コメント