
shut down / shutdown とサムネイル表記の落とし穴
はじめに
技術ブログを書いていると、日本語では当たり前に使っている言葉を、英語でどう書くべきか迷う瞬間があります。その代表例が「シャットダウン」です。画像生成AIで作られた英文がこの挿絵の上の文章でした。
特に MySQL やサーバー関連の記事では、
- 英語が不自然だと技術的に浅く見える
- 逆に、正しい慣用表現を使うと一気に信頼感が上がる
という残酷な差が出ます。
この記事では、
- shut down(2語)と shutdown(1語)の違い
- 「Safety shut down MySQL」がなぜ微妙なのか
- Safe Shutdown of MySQL が無難な理由
- サムネイルで MySQL を目立たせる改行設計
を、実務目線で整理します。
shut down と shutdown の決定的な違い
英語では役割が完全に分かれています。
- shut down(動詞)
- 実際に電源を切る・停止する行為
- 例:Please shut down the MySQL server.
- shutdown(名詞)
- 停止という状態・イベント・処理名
- 例:The system performed a normal shutdown.
日本語の「シャットダウン」は万能ですが、英語ではこの区別を無視すると一発で不自然になります。
「Safety shut down MySQL」が不自然な理由
一見それっぽいですが、英語としては引っかかります。
理由は明確です。
- Safety + 動詞(shut down)の組み合わせがぎこちない
- 名詞句なのか命令文なのか曖昧
- ITドキュメントでほぼ使われない
SEO的・法的な問題はありませんが、技術的な信頼感は確実に下がります。
技術ブログで安全な定番表現
MySQL やサーバー文脈で安定するのは、次のような名詞句です。
- Safe Shutdown of MySQL
- MySQL Safe Shutdown
- Graceful Shutdown of MySQL
- MySQL Shutdown Process
挿絵や見出しでは、動詞を避けて名詞句にするのが鉄則です。
サムネイルでは「正しさ」より「見え方」も重要
ここからは表記ではなく設計の話です。
同じ文言でも、改行位置で印象は大きく変わります。
読みやすさ重視
Safe Shutdown
of MySQL
視線誘導重視(サムネイル向き)
Safe Shutdown of
MySQL
MySQL は固有名詞なので、単独行にしても意味が壊れません。むしろ、
- 技術者の視線を一瞬で掴める
- サムネイルで何の記事か即伝わる
というメリットがあります。
見落としがちなデザイン上の注意点
MySQL を単独行にする場合は、
- フォントサイズをやや大きく
- 太字やウェイト強め
- 行間を詰めすぎない
これをしないと「ただ改行しただけ」に見えてしまいます。
まとめ:技術ブログで英語を使うときの判断軸
- 動作を書く → shut down(2語)
- 状態・処理名 → shutdown(1語)
- 見出し・挿絵 → 名詞句が安全
- サムネイル → 視線誘導を優先
英語は飾りに使うほど難易度が上がります。だからこそ、業界で使われている無難な表現を選ぶのが一番の近道です。AIで生成された画像に含まれる英文も、鵜吞みにせず間違いないかのチェックを欠かさないようにしましょう。
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