
はじめに
最近のChromeやWebサービスは、スクロールバーがとにかく色が薄い。特に Gemini(GoogleのAIチャット) は背景色と同化して、
「どこにスクロールバーがあるのか分からない」
という状態になりがちです。
Windows側の設定である程度は改善できますが、それでも Geminiだけはまだ薄い。これはGeminiの配色とChromeの仕様が合わさった結果です。
この記事では、Chrome拡張 Stylus を使って、
Geminiの スクロールバーを太く・濃くして見やすくする方法
を、画像がなくても迷わないレベルで丁寧に解説します。
Stylusとは何か
Stylusは、Webサイトの見た目を CSS(見た目のルール)で上書きできるChrome拡張 です。
- Webサイトの中身は変えない
- 自分のブラウザ表示だけを変更
- 特定のサイトだけに適用可能
という特徴があります。
今回のように「GeminiのUIを調整したい」という用途に、これ以上ないほど向いています。
Stylusの取得方法(Chrome)
- Chromeを開く
- Chrome ウェブストアにアクセス
- 検索欄に Stylus と入力
- 拡張機能「Stylus」を選択
- 「Chromeに追加」 をクリック
- 確認ダイアログで 「拡張機能を追加」 を選択
インストールが完了すると、アドレスバー右上に Sのアイコン が表示されます。
Gemini専用CSSを作成する手順
① Geminiを開く
以下のURLにアクセスします。

② Stylusのメニューを開く
- Chrome右上の Stylus(Sアイコン) をクリック
- 表示されたメニューから 「このURLに新しいスタイルを書く」 を選択

すると、CSS入力画面が開きます。
③ CSSを貼り付ける
以下のCSSを そのままコピー&ペースト してください。
/* === Gemini 専用スクロールバー強化 === */
::-webkit-scrollbar {
width: 13px; /* 太さ:好みで 12〜20px */
}
::-webkit-scrollbar-thumb { /* スクロールバーのつまみ */
background-color: #6c77d4; /* カラー。不安定でマウスホバー後に解除されてしまう */
border: 10px solid #6c77d4; /* 縁取りカラー。対策としてこちらを太くする */
border-radius: 10px; /* 角を丸くする */
}
::-webkit-scrollbar-track {
background-color: #c9c6ea; /* トラックに色を付ける */
}
④ 保存する
- 画面左上の 保存ボタン をクリック
- タイトルは例として 「Gemini scrollbar visibility fix」 などでOK
- 「次で始まるURL▼」を選択してURL欄を”https://gemini.google.com/app”にする

保存後、Geminiを 再読み込み(F5) すると即反映されます。
解除したいときは
- Chrome右上の Stylus(Sアイコン) をクリック
- 先程入力したタイトルのチェックを外すか、または右の「S」マークを左にスライドする

さらに見やすくしたい場合
とにかく見失いたくない人向け
::-webkit-scrollbar-thumb {
background-color: #333;
}配色の美しさは犠牲になりますが、 「どこにあるか一瞬で分かる」 という点では最強です。
横スクロールを防ぎたい場合
Geminiで意図しない横スクロールが出る場合は、以下を追加します。
body {
overflow-x: hidden;
}反映されないときのチェックリスト
- Stylusの適用先が gemini.google.com になっているか
- 保存後に F5で再読み込み したか
- Chromeを再起動してみたか
ほとんどの場合、これで解決します。
なぜGeminiはここまで見えにくいのか
Geminiは
- 明るい背景色
- 極端に細いスクロールバー
- 低コントラスト
という設計になっています。
これはデザイン上の選択ですが、 視認性という点では明確に弱点 です。
Stylusで補正する行為は、改造ではなく アクセシビリティの回復 と考えて問題ありません。
まとめ
- Geminiのスクロールバーは標準状態だと非常に見えにくい
- Stylusを使えば Geminiだけ ピンポイントで調整できる
- CSSは貼り付けるだけで即反映
UIは我慢するものではありません。 見えることは正義です。
本文の行間・入力欄下の余白をさらに詰める(追加調整)
GeminiのUIは全体的に「ゆったり設計」で、本文テキストや入力欄まわりの行間・余白が広すぎると感じやすい。ここでは可読性を壊さず、情報密度だけを上げる調整を行う。
追加するCSS(そのまま貼り付けOK)
/* === 本文の行間を詰める === */
p, li {
line-height: 1.25!important;
}
/* === 入力欄の下の余白を詰める === */
p {
margin: 0.2em0!important;
}
それぞれ何をしているか
line-height: 1.25
行と行の距離を縮め、縦に間延びした文章を引き締める。1.2〜1.3あたりが可読性と情報密度のバランス点。margin: 0.2em 0
段落(pタグ)の上下余白を極小化し、入力欄の直下にできる無駄な空白を抑える。
注意点(正直に)
- 余白を詰めすぎると「詰まりすぎて読みにくい」UIになる
- 見出し(
h1〜h3)まで同時に詰めたい場合は別途指定が必要 !importantを使っているため、影響範囲は広い(効くが強い)
おすすめ運用
- まずはこのCSSを入れて体感確認
- きつければ
1.3や0.3emに戻す
UI調整は一発で決めるものではなく、目と脳で微調整する作業。遠慮なく数字を動かしていい。
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