工学メモ

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戦後の不発弾はいまも爆発するのか?――アニメと現実のあいだ

このテーマを書こうと思った直接のきっかけは、アニメ映画『この世界の片隅に』を改めて観たことだった。物語の終盤、不発弾による悲劇が描かれる。戦争の描写としては静かで淡々としているのに、後から重く効いてくる場面だ。正直に言うと、観終わったあとし...
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なぜこのアイデアをブログに残そうと思ったのか(火災現場ロボットの記事について)

思考が止まったところから始まったこの一連のアイデアは、最初から「ブログに書こう」と決めていたわけではない。むしろ逆だった。えーと、続きが思いつかない。「何分生き残れば勝ちか」をどう考えようか。ここが分岐点だった。技術的な妄想は膨らんでいるの...
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⑥火災現場ロボットはなぜ失敗しても意味があるのか

「失敗したら無駄」という思い込み新しい技術や装置の話をすると、必ず出てくる意見がある。「それ、失敗したら意味なくない?」一見もっともらしいが、これは現場を知らない視点でもある。火災現場や災害現場では、完全成功だけが価値になることはほぼない。...
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⑤火災現場ロボットは何分生き残れば『勝ち』なのか

生還を前提にすると、すべてが破綻する救助ロボットの話をすると、ほぼ必ずこう言われる。「ちゃんと戻ってこられるの?」だが火災現場という極端な環境では、この問い自体が設計を壊す。高温、煙、崩落、放水、電磁ノイズ。これらが同時に存在する場所で、生...
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④火災現場で通信が切れても仕事をするロボットという発想

通信が切れる前提で考えるという逆転火災現場では通信が成立しない、という話は前回でかなり徹底的に叩いた。ここまで否定すると、普通は行き詰まる。しかし実際の現場では、通信が切れること自体は珍しくない。問題は「切れること」ではなく、「切れた瞬間に...
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③火災現場で通信が成立しない理由を、素人なりに全部考えてみた

位置づけ(この記事について)この記事は、火災現場で長時間動く救援ロボットを考える中で、最も早く、そして確実に行き詰まった「通信」の問題を整理した技術雑記です。モーターや材料よりも前に、通信が成立しなければロボットは操作不能になります。 この...
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②1000℃環境でモーターを回すには、どこを諦めるべきか

位置づけ(この記事について)この記事は、火災現場で動き続ける救援ロボットを考える中で浮かび上がった、モーター構造だけに絞った技術メモです。結論を出す記事ではありません。 「理屈の上ではできそうだが、現実的にどこを捨てないと成立しないか」を整...
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①火災現場で長時間動く救援ロボットは作れるのか、素人が本気で考えてみた

はじめに(なぜ考えたか)ニュースや訓練映像で火災現場を見るたびに、いつも同じ疑問が浮かびます。「人が入れないほど危険な場所を、代わりに長時間動き回れるロボットは作れないのだろうか?」ラジコンの延長のような話ではなく、家屋が燃えている最中、1...
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