スマホ版EXを検討した末に、CLIP STUDIO PAINT PRO v4.0(買い切り版)を選んだ話

モニターに写っているのは、体の半分はカラーで、残りの半分が線画の女子。

はじめに

最近、CLIP STUDIO PAINT(以下クリスタ)のスマホ版EXについて調べていました。
理由は単純で、**LT変換をスマホでも快適に使えるなら、それで完結できるのでは?**と思ったからです。

結論から言うと、最終的に私は CLIP STUDIO PAINT PRO 最新版 v4.0 の買い切り版(デスクトップ版) を購入しました。
この記事では、そこに至るまでの検討内容と判断理由をまとめます。


スマホ版EXは「機能的には」かなり優秀

まず前提として、スマホ版のクリスタEX(月額300円)は、
メニュー上の機能だけを見ると、デスクトップ版EXとほぼ同等です。

  • LT変換(線抽出・トーン化)は存在する
  • 3Dデッサン人形も使える
  • レイヤー・素材・ブラシも一通り揃っている

「できるか/できないか」だけで言えば、確かに“できる”

しかし、ここに大きな落とし穴がありました。


LT変換は「使える」が「実務レベルでは厳しい」

一番気になっていた LT変換機能。
結論としては、

  • 軽い写真や単純な3Dモデル → 動く
  • 高解像度素材や複雑な3D背景 → 動作が重い/固まる

という状態です。

LT変換は、

  • 線の太さ
  • ポスタリゼーションの階調
  • トーン密度
  • ノイズ処理

など、細かいパラメータ調整が命なのですが、
スマホ画面では調整結果を確認しながら詰めていくのが正直しんどい。

「ラフ用途ならOK。でも仕上げには使いにくい」
という印象でした。


スマホ と外部モニター問題

次に検討したのが、
**スマホを外部モニターに出して作業できないか?**という点。

調べた結果、私の使っている OPPO A2020 は、
USB-C の DisplayPort Alt Mode に非対応の可能性が非常に高く、
有線での外部モニター出力は期待できないという結論に至りました。

ワイヤレスミラーリングという手段はありますが、

  • 遅延がある
  • 画質が落ちる
  • LT変換の結果確認には向かない

という制約があり、
「LT変換の精度確認用モニター」としては厳しいです。


スマホ版EXは悪くない、でも“主力”にはならない

ここまで整理すると、
スマホ版EXは次の用途には向いています。

  • 移動中のスケッチ
  • ラフ作成
  • 簡単な線抽出
  • Webtoon向けの軽作業

一方で、

  • LT変換を本格的に使う
  • 背景をしっかり仕上げる
  • パラメータを詰める

こうした作業には、
どうしてもPCの画面サイズ・処理能力・操作性が必要でした。


そこで選んだのが PRO v4.0 買い切り版

最終的に選んだのは、
**CLIP STUDIO PAINT PRO 最新版 v4.0 の買い切り版(デスクトップ)**です。

理由はシンプルで、

  • LT変換を安定して使える
  • 外部モニター・大画面で調整できる
  • サブスクではなく、買い切りで所有できる
  • 将来環境を変えても使い続けやすい

特に「買い切り」という点は大きく、
ツールに振り回されず、腰を据えて使える安心感があります。


まとめ

今回の結論はこうです。

  • スマホ版EXは「機能確認・軽作業」には優秀
  • LT変換を主力にするなら、スマホは力不足
  • OPPO A2020(スマホ)では外部モニター運用も難しい
  • 結果的に、PRO v4.0 買い切り版が最も合理的だった

ツール選びは「できるか」ではなく、
**「ストレスなく使い続けられるか」**が重要だと改めて感じました。

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