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WordPress移行でSEOが壊れる理由
WordPressのサイト移行は、単にファイルをコピーすれば終わる作業ではありません。
検索エンジンはページを
URL = ページID
として管理しています。
つまり
URL変更
↓
検索エンジンから見れば別ページ
という扱いになります。
このため、移行時には
- canonicalタグ
- XMLサイトマップ
- 301リダイレクト
- Search Console設定
- 404エラー
などをチェックする必要があります。
これを怠ると、検索順位が大きく下がることがあります。
canonicalタグの確認
canonicalタグは
「このページが正規URLです」
と検索エンジンに伝えるタグです。
例
<link rel="canonical" href="https://example.com/post1">
もし移行後も
https://oldsite.com/post1
のままだと、検索エンジンは
旧サイトが正規
と判断します。
結果として
SEO評価が新ドメインへ移らない
という問題が起こります。
確認方法
1 ページを開く
2 右クリック
3 「ページのソースを表示」
4 canonicalを検索
例
<link rel="canonical" href="https://newsite.com/post1">
になっていればOKです。
注意点として、canonicalは
絶対命令ではなくヒント
です。
検索エンジンが無視することもあります。
XMLサイトマップを再送信する
XMLサイトマップは
検索エンジン用のサイト目次
です。
例
<url>
<loc>https://example.com/post1</loc>
</url>
検索エンジンはこのファイルを使って、サイトのURLを効率よくクロールします。
WordPressでは通常次のURLになります。
例(10個)
/sitemap.xml
/sitemap_index.xml
/post-sitemap.xml
/page-sitemap.xml
/category-sitemap.xml
/tag-sitemap.xml
/author-sitemap.xml
/news-sitemap.xml
/video-sitemap.xml
/wp-sitemap.xml
WordPress5.5以降は
/wp-sitemap.xml
が標準で生成されます。
しかし多くのサイトではSEOプラグインが生成するサイトマップを使います。
代表的なプラグイン
- Yoast SEO
- Rank Math
- All in One SEO
Search Consoleにサイトマップ送信
検索エンジン管理ツール
Google Search Console
でサイトマップを送信します。
手順
1 新ドメインを登録
2 左メニュー「サイトマップ」
3 sitemap.xml を入力
4 送信
これにより検索エンジンに
新しいURL構造
を伝えることができます。
ドメイン移行時はアドレス変更ツールを使う
ドメイン変更の場合は
Google Search Console
の
アドレス変更ツール
(Change of Address)
を使います。
これを設定すると
旧サイト
↓
新サイト
への移行を検索エンジンに正式に通知できます。
301リダイレクト設定
旧URLから新URLへは
301リダイレクト
を設定します。
例
example.com/article
↓
example.com/sub/article
.htaccess例
RewriteEngine On
RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/sub/
RewriteRule ^(.*)$ https://example.com/sub/$1 [R=301,L]
これにより
旧URL評価
↓
新URLへ引き継ぎ
が行われます。
404エラーを監視する
404は
ページが存在しない
という意味です。
例
/old-post
/tutorial1
/php-basic
/server-setting
/linux-guide
/python-guide
/security-tutorial
/article1
/article2
/article3
404自体は必ずしも問題ではありません。
Googleの公式見解でも
404は正常な挙動
とされています。
問題になるのは次の場合です。
内部リンク404
大量404
そのため、移行後は
Google Search Console
の
インデックス
↓
ページ
↓
見つかりませんでした(404)
を定期的に確認します。
移行後のSEOチェックリスト
WordPress移行後は次をチェックします。
canonical確認
XMLサイトマップ送信
robots.txt確認
301リダイレクト
404エラー確認
Search Console登録
インデックス状況
モバイル表示
Core Web Vitals
クロールエラー
WordPress移行で最も多いSEO事故
実際の移行トラブルは次の順で発生します。
301リダイレクト漏れ
canonical旧URL
noindex設定残存
XMLサイトマップ未更新
mixed content
特に多いのが
WordPress設定
↓
検索エンジンがサイトをインデックスしない
のチェックを外し忘れる事故です。
まとめ
WordPress移行では
URL構造
を検索エンジンに正しく伝えることが重要です。
そのためには
- canonical
- XMLサイトマップ
- 301リダイレクト
- Search Console
- 404監視
を必ずチェックしましょう。
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