
WordPressでブログを始めたら、早めにやっておきたい設定のひとつが Google Search Consoleの登録 です。
Google Search Consoleは、Google検索で自分のブログがどのように扱われているかを確認できる無料ツールです。
たとえば、次のようなことが分かります。
- どんな検索キーワードで表示されているか
- どの記事がクリックされているか
- Googleにインデックス登録されているか
- サイトマップが正しく読み込まれているか
- noindexや404などの問題がないか
ブログを書いても、Googleに見つけてもらえなければ検索結果には出てきません。
もちろん、Search Consoleに登録したからといって、すぐに検索上位に表示されるわけではありません。
しかし、Googleにサイトの存在を伝えたり、問題点を確認したりするためには、とても重要なツールです。
この記事では、WordPress初心者の方向けに、Google Search Consoleの登録方法と、サイトマップ送信のやり方をやさしく解説します。
- Google Search Consoleとは?
- サイトマップとは?
- Google Search Consoleに登録する前に準備するもの
- 登録方法は「ドメイン」と「URLプレフィックス」の2種類
- Google Search Consoleにサイトを登録する手順
- WordPressのサイトマップURLを確認する方法
- Search Consoleでサイトマップを送信する手順
- サイトマップ送信後に確認するポイント
- よくあるエラーと確認ポイント
- サイトマップを送信したらSEO効果はある?
- Search Console登録後にやっておきたいこと
- 初心者がやりがちな注意点
- まとめ:Search Console登録とサイトマップ送信はブログ運営の第一歩
Google Search Consoleとは?
Google Search Consoleとは、Googleが無料で提供しているサイト管理者向けのツールです。
簡単にいうと、
自分のブログがGoogle検索でどう見えているかを確認するための管理画面
です。
Googleアナリティクスが「サイトに来た後のアクセス解析」に強いのに対して、Google Search Consoleは「Google検索で表示される前後の状態」を確認するのに向いています。
たとえば、ブログ運営では次のような場面で役立ちます。
- 新しく書いた記事がGoogleに認識されているか確認したい
- 検索キーワードごとの表示回数やクリック数を見たい
- インデックス未登録のページを確認したい
- サイトマップをGoogleに送信したい
- noindex設定のミスに気づきたい
- 404エラーやリダイレクトの問題を確認したい
ブログを育てていくなら、ほぼ必須のツールと言っていいでしょう。
ブログ全体の始め方や伸ばし方は、こちらで詳しく解説しています👇

サイトマップとは?
サイトマップとは、サイト内のページ一覧をGoogleなどの検索エンジンに伝えるためのファイルです。
WordPressの場合、代表的なサイトマップURLは次のような形です。
https://example.com/wp-sitemap.xml
また、SEOプラグインを使っている場合は、次のようなURLになることもあります。
https://example.com/sitemap_index.xml
サイトマップは、Googleに対して
「このサイトには、こういう記事やページがありますよ」
と伝える案内図のようなものです。
ただし、ここで大事な注意点があります。
サイトマップを送信しても、必ずすべてのページがインデックス登録されるわけではありません。
サイトマップ送信は、Googleにクロールのヒントを渡すものです。
インデックス登録されるかどうかは、記事の品質、重複、noindex設定、内部リンク、サイト全体の状態などによって変わります。
つまり、サイトマップは魔法のボタンではありません。
でも、Googleに道案内をするための地図としてはかなり大事です。
サイト構造を整える考え方は、内部リンクの作り方とも関係しています👇

Google Search Consoleに登録する前に準備するもの
Google Search Consoleに登録する前に、次のものを準備しておきましょう。
1. Googleアカウント
Search Consoleを使うには、Googleアカウントが必要です。
Gmailを使っている人なら、そのアカウントでログインできます。
2. 登録したいサイトのURL
WordPressサイトのURLを確認しておきます。
例:
https://example.com/
httpとhttps、wwwあり・なしは別物として扱われることがあります。
通常は、実際に公開している正式なURLを使います。
3. WordPressの管理画面に入れる状態
所有権確認の方法によっては、WordPress側にHTMLタグを貼り付けたり、SEOプラグインの設定を使ったりします。
そのため、WordPress管理画面にログインできる状態にしておきましょう。
登録方法は「ドメイン」と「URLプレフィックス」の2種類
Search Consoleでサイトを追加するとき、主に次の2種類があります。
- ドメイン
- URLプレフィックス
初心者の場合は、まず URLプレフィックス の方が分かりやすいです。
ドメイン
ドメイン全体をまとめて管理する方法です。
たとえば、
example.com
を登録すると、
https://example.com/
https://www.example.com/
http://example.com/
などをまとめて扱えます。
ただし、DNS設定が必要になるため、初心者には少し難しく感じるかもしれません。
URLプレフィックス
指定したURLだけを登録する方法です。
例:
https://example.com/
この方法は、HTMLタグやHTMLファイルなど、いくつかの所有権確認方法を選べます。
WordPress初心者の場合は、まずURLプレフィックスで登録するのが扱いやすいです。
Google Search Consoleにサイトを登録する手順
ここから、実際の登録手順を見ていきます。
手順1:Google Search Consoleにアクセスする
まず、Google Search Consoleにアクセスします。
Googleアカウントでログインしてください。
手順2:プロパティを追加する
Search Consoleの画面で、「プロパティを追加」を選びます。
すると、次の2つの選択肢が表示されます。
- ドメイン
- URLプレフィックス
初心者の方は、まず URLプレフィックス を選ぶと分かりやすいです。
手順3:サイトURLを入力する
URLプレフィックスの欄に、自分のサイトURLを入力します。
例:
https://example.com/
ここで注意したいのは、実際に使っているURLを正確に入力することです。
たとえば、サイトがhttpsで表示されているのに、httpで登録してしまうと、データの見え方がズレることがあります。
手順4:所有権を確認する
Search Consoleでは、
「このサイトは本当にあなたが管理しているサイトですか?」
という確認が必要です。
所有権確認にはいくつか方法があります。
代表的な方法は次の通りです。
- HTMLファイルをサーバーにアップロードする
- HTMLタグをWordPressに追加する
- Googleアナリティクスと連携する
- Googleタグマネージャーと連携する
- DNSレコードで確認する
WordPress初心者におすすめなのは、SEOプラグインを使ってHTMLタグを追加する方法です。
たとえば、SEOプラグインに「Google認証コード」や「Search Console認証コード」を貼り付ける欄がある場合、そこにコードを入れて保存します。
その後、Search Console側で「確認」を押すと、所有権確認が完了します。
WordPressのサイトマップURLを確認する方法
Search Consoleに登録できたら、次はサイトマップURLを確認します。
WordPressでは、標準機能としてサイトマップが用意されている場合があります。
まず、次のURLにアクセスしてみてください。
https://example.com/wp-sitemap.xml
自分のサイトURLに置き換えると、次のようになります。
https://自分のドメイン/wp-sitemap.xml
サイトマップの画面が表示されれば、そのURLをSearch Consoleに送信できます。
SEOプラグインを使っている場合
SEOプラグインを使っている場合は、サイトマップURLが次のようになることもあります。
https://example.com/sitemap_index.xml
Yoast SEO、Rank Math、All in One SEOなどのプラグインを使っている場合は、プラグインの設定画面からサイトマップURLを確認できます。
どちらを使うべきか迷った場合は、実際にブラウザで開ける方を使いましょう。
ただし、複数のサイトマップ機能が同時に動いていると、管理がややこしくなる場合があります。
SEOプラグインを使うなら、基本的にはそのプラグインが出力するサイトマップを使う形でよいでしょう。
Search Consoleでサイトマップを送信する手順
サイトマップURLを確認できたら、Search Consoleから送信します。
手順1:Search Consoleで対象サイトを選ぶ
Search Consoleにログインし、左上のプロパティ選択から対象サイトを選びます。
手順2:「サイトマップ」を開く
左側メニューの「インデックス作成」の中にある「サイトマップ」をクリックします。
手順3:サイトマップURLを入力する
「新しいサイトマップの追加」の欄に、サイトマップURLを入力します。
URLプレフィックスで登録している場合、すでにサイトURLの前半が表示されていることがあります。
その場合は、後ろの部分だけ入力します。
WordPress標準のサイトマップなら、次のように入力します。
wp-sitemap.xml
SEOプラグインのサイトマップなら、次のように入力します。
sitemap_index.xml
手順4:「送信」をクリックする
入力できたら、「送信」をクリックします。
送信後、ステータスが「成功しました」と表示されれば、サイトマップ送信は完了です。
ただし、すぐにすべての記事がインデックス登録されるわけではありません。
Googleがサイトマップを処理し、ページをクロールし、必要に応じてインデックス登録するまでには時間がかかります。
サイトマップ送信後に確認するポイント
サイトマップを送信したら、次のポイントを確認しましょう。
ステータスが「成功しました」になっているか
まずは、サイトマップのステータスを見ます。
「成功しました」と表示されていれば、Search Consoleがサイトマップを読み込めた状態です。
検出されたページ数
サイトマップから検出されたURL数も確認できます。
記事数に対して極端に少ない場合は、サイトマップの設定やnoindex設定を見直した方がよいかもしれません。
インデックス登録状況
左メニューの「ページ」から、インデックス登録の状況を確認できます。
ここでは、次のような状態が表示されることがあります。
- インデックス登録済み
- 検出 – インデックス未登録
- クロール済み – インデックス未登録
- noindexタグによって除外されました
- 見つかりませんでした 404
最初のうちは、未登録ページが多くても珍しくありません。
ただし、noindexタグによって除外されている場合は、意図した設定かどうか確認しましょう。
よくあるエラーと確認ポイント
サイトマップ送信でうまくいかない場合は、次の点を確認してみてください。
「取得できませんでした」と表示される
サイトマップURLが間違っている可能性があります。
ブラウザで直接サイトマップURLを開いて、表示されるか確認しましょう。
例:
https://example.com/wp-sitemap.xml
404エラーになる場合は、サイトマップが存在していないか、URLが違っています。
サイトマップが404になる
WordPress標準のサイトマップが表示されない場合は、次を確認します。
- WordPressの表示設定で検索エンジンを拒否していないか
- SEOプラグイン側でサイトマップが無効になっていないか
- キャッシュプラグインが影響していないか
- パーマリンク設定を保存し直してみる
WordPress管理画面の「設定」→「パーマリンク」から、何も変更せずに「変更を保存」を押すだけで改善することもあります。
noindexタグによって除外される
Search Consoleで「noindexタグによって除外されました」と表示される場合、そのページにはGoogleに登録しないよう指示するタグが入っています。
意図していない場合は、WordPressやSEOプラグインの設定を確認しましょう。
特に、次のページはnoindexになっていることがあります。
- タグページ
- カテゴリーページ
- 検索結果ページ
- 著者アーカイブ
- 固定ページの一部
noindex自体が悪いわけではありません。
ただし、検索に出したい記事がnoindexになっている場合は問題です。
サイトマップを送信したらSEO効果はある?
サイトマップ送信は、直接的に検索順位を上げる魔法ではありません。
しかし、Googleにページを見つけてもらいやすくする意味では重要です。
特に、次のようなサイトではサイトマップが役立ちます。
- 新しく作ったばかりのブログ
- 記事数が増えてきたサイト
- 内部リンクがまだ少ないサイト
- 更新頻度が高いサイト
- 古い記事と新しい記事が混在しているサイト
サイトマップ送信は、SEOのスタート地点です。
大事なのは、その後に良い記事を書き、内部リンクを整え、読者に役立つサイトに育てていくことです。
Search Console登録後にやっておきたいこと
Search Consoleに登録してサイトマップを送信したら、次の作業も少しずつ進めていきましょう。
1. URL検査で記事を確認する
新しい記事を書いたら、Search Consoleの「URL検査」で記事URLを確認できます。
インデックス未登録の場合は、「インデックス登録をリクエスト」できます。
ただし、リクエストしたからといって必ず登録されるわけではありません。
2. 検索パフォーマンスを見る
「検索パフォーマンス」では、検索キーワード、表示回数、クリック数、平均掲載順位などを確認できます。
最初はクリック数が少なくても、表示回数が増えているなら良い兆候です。
3. インデックス未登録の理由を見る
「ページ」レポートでは、インデックス登録されていない理由を確認できます。
特に次の項目は見ておきましょう。
- noindexタグによって除外されました
- 検出 – インデックス未登録
- クロール済み – インデックス未登録
- 代替ページ
- 404エラー
理由を見ながら、必要なページだけ改善していくのがおすすめです。
初心者がやりがちな注意点
Search Consoleやサイトマップ設定では、初心者がつまずきやすいポイントがあります。
httpとhttpsを間違える
現在の多くのサイトはhttpsで運用されています。
サイトが
https://example.com/
なのに、
http://example.com/
で登録すると、データが分かれてしまうことがあります。
wwwあり・なしを間違える
次の2つは別URLとして扱われることがあります。
https://example.com/
https://www.example.com
実際に使っているURLを確認してから登録しましょう。
サイトマップを何個も登録しすぎる
WordPress標準のサイトマップとSEOプラグインのサイトマップを両方登録してしまうと、管理がややこしくなることがあります。
基本的には、メインで使うサイトマップをひとつ決めて管理しましょう。
送信後すぐに結果を期待しすぎる
サイトマップを送信しても、すぐに検索結果に表示されるとは限りません。
Google側のクロールや評価には時間がかかります。
「送信したのに出ない!」と焦るより、まずはSearch Consoleで状態を確認しましょう。
まとめ:Search Console登録とサイトマップ送信はブログ運営の第一歩
Google Search Consoleの登録とサイトマップ送信は、WordPressブログを運営するなら早めにやっておきたい基本設定です。
この記事のポイントをまとめます。
- Google Search ConsoleはGoogle検索での状態を確認できる無料ツール
- サイトマップはGoogleにサイト内ページを伝えるための案内図
- 初心者はURLプレフィックスで登録すると分かりやすい
- WordPress標準のサイトマップは
wp-sitemap.xmlのことが多い - SEOプラグインを使う場合は
sitemap_index.xmlのこともある - サイトマップ送信はインデックス登録を保証するものではない
- Search Console登録後は、ページレポートや検索パフォーマンスも確認する
ブログは、記事を書いて終わりではありません。
Googleに見つけてもらい、読者に届いて、そこから少しずつ育っていきます。
Search Consoleは、その成長を確認するための大事な管理画面です。
最初は少し難しく見えるかもしれませんが、一度登録してしまえば、あとは定期的に確認するだけでも十分役に立ちます。
まずは自分のサイトを登録して、サイトマップを送信するところから始めてみましょう。
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